アキラのMHX日記

モンスターハンタークロスのプレイ日記です。ネットで知り合った狩り友達も多数出演中。どんな人でも、ゆっくりしていってね。

草をかじってでも生き延びろ!

今夜も野良プレイしてきました。
あっちに行きこっちに行き、気の向くまま人の武器のまま、ベビーボウガンやったり太刀やったりランスやったりしてました。毎回武器が違うので少し時間がかかるというのが難点だけど、楽しく狩らせていただいております。

さてと、筆者はこれぞモンハンだ!って思う瞬間があるのです。それはほとんど、初代の頃のモンハンの思い出に直結しているのかも知れないが、そういう感覚があるのです。その感覚は、今日、訪れました。

とある部屋に入って部屋主さんと二人になった時のこと。筆者は基本的に行きたいクエストが無い。というか深夜の野良狩りは、アレを集める、とか、このクエストをやる、とか、そういう齷齪とした目的ではないのです。ただ、ふらっと入ってテキトーに狩りを楽しんで、またふらっとする。という風に、本当に狩りだけを楽しむのです。で。その部屋主さん。まさかのクエストをボードに貼られました。


キリンの討伐


キリンは本当にどの作品でも強い。
睡眠爆弾をやれば手っ取り早いんだけど、残念ながら睡眠武器は持っていなかった。そして、その時はキリンにボウガンで出向くというのは、どうにも気が進まなかった。で、結局、太刀にジンオウガ装備という出立ちで古代林に向かった。


今作でもやっぱりキリンは強かったです。


アッと言う間に回復系が底を突いて、筆者も部屋主さんも現地に生えている薬草を採取しては体力を地道に回復しながら戦った。こうなった時には既に2オチ。まさに極限状態での狩り。薬草を採って、かじっての、生命を削る生存競争。筆者と部屋主さんは、無理に攻めず、キリンが落雷を終えた後の一瞬の隙を確実に攻め続けた。そして、25分が過ぎた頃。ついにキリンが大地に倒れた。何とか勝った。


この泥まみれの攻防。
生えている草をかじってでも、体力を回復し、道具を作り、クエストを完遂する。この泥臭さと生への執着こそがモンスターハンターだと筆者は感じている。これこそが、人間というちっぽけな生物が強大なモンスターに挑む、という事だと思っているのだ。



今作、武器の攻撃力数値が3rd仕様になった。システムの詳しい事は分からないが、あからさまにモンスターが弱い。今日、筆者の学生時代の友達とクシャルダオラを倒した後に話したのだが、筆者の友人も


これじゃ、ハンターがモンスターだわ。



と、言っていた。
ずっとそんな感じだったので、今回、久しぶりにそんな泥臭さい狩りができて凄く楽しかった。モンスターハンターポータブルリオレウスの捕獲をその友人としていた時に、一つしかない罠を失敗してしまい、トラップツールだけは支給品であったので、ツタの葉とクモの巣でネットを作り、落とし穴を作成して、諦めずにリオレウスの元へ走った事を思い出した。


確かにあの頃のモンハンはキツかったし、ユーザーにも親切でなかった。モンハンは勢力を拡大して、より遊びやすくなったが、ふと、その厳しい荒野に戻りたくなる。だからこそ発売から10年近くが経っても、筆者は時々、モンスターハンターポータブルを起動するのである。


あの世界こそが、筆者の青春時代そのものだったのである。音楽も情景も、初めて見たアプトノスも、マカライト鉱石が出た喜びも、飛竜の強烈な一撃も、まだ見ぬモンスターに想いを馳せたことも、筆者の青春全てが、ハンター発祥の地、ココット村に眠っているのだ。

あの感動をもう一度味わいたい。
あの頃に戻りたいと本気で思う。
モンスターハンターというゲームに初めて出会った、あの時に。