地を転げ回るエリアル
さてさて、先の黒炎王日記で少しだけ触れた金リオレイア討伐のお話を書きます。
アイリスの燼滅刃狩りに同行して、かなりの集中力と幾ばくかのアイテムを消費した筆者達、筆者とやっちゃんとランサー猫。やっちゃんに至ってはついにアオキノコの在庫が底を突き、クエストから戻ると交易窓口に出向いてアオキノコを補充する。という完全な自転車操業に陥り、そろそろ広域会社も倒産か?と思ったのだが
『アオキノコくれぇ!』
と、筆者に泣きついてまだまだ経営を続けるようだ。ていうか、筆者達の為に使って無くなってるんだけどね。
さてさて、それでだ。
ランサー猫が火竜の煌液が欲しいという。この素材は二つ名持ちモンスターとタメ張れるくらいには凶悪なモンスター、金火竜、銀火竜からのみ入手することができる希少な素材だ。今作はなんかやたらとこの2頭が強い気がする。でもま、どっちかと言うと金リオレイアの方が御し易いので、金リオレイアに行くこととなった。
さて、ここで筆者は『ちょっと実験でもしてみるかー。』と、このマボロシの竜を目の前にフニャラフニャラとトチ狂う。あろうことか筆者が外道と言ってはばからなかった、エリアルハンマーに手を出したのである! ぶっちゃけこのエリアルハンマーと筆者というのは
ウチの軽トラのじいちゃんが、ランボルギーニに乗っているくらいにあり得ないレベルの話である。
そんなあり得ない状況を、この愚かなオトコは自分から作り出してしまったのだ。しかしこの時のこのオトコの思考は『うさぴょん装備で手数伸びるし、ただでさえ破壊力抜群のハンマーに手数を加える事ができたらそれこそ最強じゃん〜。』という、ご都合主義も希望的観測もいいとこなもの。
そして始まった金リオレイア狩り。
ある程度は武器指南書を読んで攻撃パターンを補完しておいた筆者。ピョンピョンドカドカと空中でレイアを叩いて早くも乗る。
やべぇ!
エリアルハンマー強いぞ!
と、安易に喜び、勝ち誇る筆者。
調子良かったのはこの30秒ほど。
踏んだはいいけど、連続叩きを失敗すると着地した時の衝撃で脚がジーーーンってなったようにしばらく動けないし、やっぱなにより、チャンスの時にデカイ一撃を叩き込めないのが何よりも辛いんですよ。
もーいやだ!
おうち帰る!!!
と、敵前逃亡もいいとこの発言を連発。
使えないやつが1人いるのと強いのが1人いるのとで、ここまで戦力に差が出るとは……。
と、青い吐息を漏らしたのであった。