懐かしの〜ガンランス〜
今日は金曜日。
と、いうわけで忘れていませんぞ。懐かしのシリーズ、本日はガンランス編でござい。
ガンランスはPS2版のモンスターハンターDOSから導入された一癖も二癖もある武器である。ランスに劣らぬ防御性能、安定した突き攻撃、そして、肉質無視の砲撃。三拍子揃った対モンスター用の重火器装備である。
筆者もDOSの頃に新しく導入された、太刀や弓の虜になっていた。で、ついにガンランスにも手を出すことにした。説明書を読めばガンランスのリーサルウェポン、竜撃砲についての記述もあり、ロマンに心を燃やしていたのだ。
アイアンガンランス
ふむふむ。
幾ばくかの鉱石素材と、爆薬がいるのね。鉱石素材は何とか揃っていたので、筆者は爆薬の材料となるニトロダケを探して、密林へと繰り出したのである。
キノコなんざ、密林のそこかしこに生えてるし、キノコくらいモスにだって見つけられるわ。フフン!
と、モスのように鼻を鳴らして余裕綽々、キノコ狩りを始めたのである。ところが、どれだけ探し回っても手に入るキノコはアオキノコとか特産キノコとかばかり。おかしぃのぅ、おかしぃのぅと首を傾げながら密林を周回する。
ほほほホント無い!
まさかモスがグレちゃってニトロダケ食ったのか!?
なんて、このモンスターハンターの世界に対してまだまだ自由な発想ができた駆け出しハンターの筆者はモスを乱獲。もちろん手に入る素材はアオキノコか特産キノコか生肉かモスの苔皮かモスの頭なので、ニトロダケなんて欠片も手に入らない。筆者いよいよ焦る。
だが、そういえば一つだけ行っていないエリアがあった。それは、マップの一番上のエリア。周りを海に囲まれた離れ小島である。
……あったー!
離れ小島の隅っこに、ニトロダケはあった。よしよし、あと4本だ。まぁでも欲しい素材はなかなか手に入らないわな。結局、その1本だけしか採れなかった。で、この時代は採取ポイントがオブジェではないので、1回採ったらそのクエストはおしまいである。しかもDOSだから採取ツアーなんて無いので何かクエストを受けて来るしかない。
筆者はしぶしぶドスランポスを倒して村へ帰ってきた。さーて調合だ調合!
パウゥゥン…
え。
かなりのスピードで事を行ったのでよく分からなかったのだが、もしかして今、筆者は調合に失敗してしまったのか? いやいや、でも爆薬の調合成功率は80%ほどあるんだぞ? そんなわけない、そんなわけない。アイテムポーチの中にはしっかりと調合された爆薬が入っているはずだ。
ところが、ポーチを隅々までチェックしても、そこにあるのは身に覚えのないことにしておきたい【もえないゴミ】だけである。
失敗したぁ!
ニトロダケは犠牲になったのだ…。
うおおおおおおおお(熱い涙)
苦労してやっとこさ1本だけニトロダケを採って来たのに、めんどくさがって調合の書も調合屋も利用しなかったばっかりにぃぃぃぃ!
こうやって、新米ハンターは成長していくのだ。
最終形態を
海王槍リヴァイアサン
という。
ガノトトス素材から作られる水属性、放射型のガンランスである。このガンランスは何故かケンシロウもその友達も筆者も使っていた。序盤で安定した性能を誇るガンランスである。ガンランスといえば、みんなこのガンランス。
あと、ガノトトスは、その当時の筆者達にとって、ガンナーで行けば比較的チョロい相手でもあったので、素材の入手もそこまで困難ではなかったのである。更に都合の良いことに、水属性を苦手とするモンスターも多いので、それにも助けられたのかも知れない。