空を征く鳥は墜とされた
先日、珍しくケンシロウが裸獰猛化ガムートで4オチという歴史的快挙を成し遂げたという(本人にとっては)不名誉極まる日記を書いた。だが筆者や、やっちゃんという昔からケンシロウを知る人間にとってはアイツが最後にオチたのはいつだったろう? という次元の話になってくるほどオチる印象が無い。
このモンスターについては、この前書いた。ひたすら飛び回るリオレウス並みのウザいモンスターになってしまったラスボス級モンスターである。
アルバトロスとは、天信翁のこと。
このアホウドリ、何故アホウなのかと言うと、人間を警戒しないし、地上での活動能力が低すぎてすぐに捕まってしまう。というところから来ている。また、信天翁とは天から餌が降ってくるとこの鳥は本気で信じて空を見上げているらしく(学者の方の分析はよく分からないが、そういうことらしい。)その姿が翁に見えるため。と、いうことだ。
非常に不名誉な名前を付けられているが、飛行能力は非常に高く、とても大きな鳥なので、愛好家の方や愛護団体まで存在している。らしい。いわば、地上での活動はダメだけど、水中ではスイスイと飛ぶように泳ぐペンギンの空中バージョンではなかろうか。
あと余談だが、ゴルフにもアルバトロスという言葉が存在している。4打のところを1打で入れるとアルバトロス…。3打少ない…。この事との関連は不明であるが…。あるプレイヤーの打ったゴルフボールが鳥に見えて『アルバトロス!』と声が上がったのが由来とも…。また更に古代ギリシャの英雄に通ずる意味合いも…と、細かいことは割愛して書いているが、調べれば調べるほど謎の多いモンスターである。
個人的には直訳の白と3がそのままでいいのではないかと思うが。本来の龍属性(黒)に加えて火、雷、氷という3つの異なる属性をそれぞれイメージカラーにすると、赤、黄、青となり、絵の具などで、この3つを混ぜると黒になり、光の三原色の場合では白になるのである。そして、光を彷彿とさせる煌の字が与えられている。
そこまで製作陣の方々が考えて生み出したモンスターかどうかは推察の域を出ないが、やはりモンスターハンターのモンスターとは面白いものである。
さてさて、いつものように前置きが長くなってしまいました。こういう場合、筆者の日記は一番大切なその日記の趣旨が一瞬で終わるというのは、もはやジンクスである。
筆者の心理をここに描写してみると『このこと書きたい! けど、そのことに関することがほんのちょっとの文量しかないので、そのためだけにコラムを1本立てるのは読む側からしてツマラナイ。ていうか、そんなコラムは書く側の筆者が嫌だ。ではここは一つ、ごもっともな前説や雑学でもって文字数を稼ぎ、読む側も書く側も満足なボリュームにしよう。そして何より、それでモンスターハンターの、狩り以外の面白味を伝えたい!』
となる。
というわけでして、過去に『こんな知識や雑学どこに使うんだよ…。』とふてくされながら勉強していたことを、まんまと使っているわけである。学校の勉強は役に立ちます。立つかも知れません。分からないけど。
で、ここまでツラツラと書いて締めます。
ケンシロウからまた画像が送られてきた。
アノヤロォォォォ!!!
この記事の核心の部分の文字数、11文字。
さすがにコレでは少な過ぎるのでもう少し。
やたら飛び回るということは、事前情報で教えてはおいたが、やはりコヤツ強い。ケンシロウが言うには飛んだ時が逆にチャンスらしい。3連続以上の雷パンチと落雷攻撃の後に頭を下ろして威嚇するので、ケンシロウはそこを狙えばいい、と言ってきた。
筆者もそこを同じように狙ってみていたんだけどなぁ…。この違いは一体何なのだろうか…。
で、地上戦の時はひたすら尻尾を斬り、見事にアルバトリオンのソロ討伐に成功したようだ。ケンシロウ曰く、アマツマガツチの方が大変だった。らしいです。体力多く感じたらしく『まだかっ!? まだかっ!?』って感じで、逆にアルバトリオンは『……うぇ?』だったらしい。
どっちにしても防御力400そこそこでソロ狩りできちゃうのが、やはりスゴイわ…。