4本の角〜前編〜
このタイトルからピンと来る人は、けっこう前にモンスターハンターで青ざめたハンターさんではなかろうか。
この4本の角はディアブロスを2頭討伐しなければならない、難関クエストの1つだ。筆者はこのクエストが嫌で嫌で仕方なかった。初代ポータブルで何度も何度も、やっちゃんやケンシロウと共に砂漠に転がるなぞの骨に成り果てた。苦いが良い思い出である。
さてさて。
今回は少し長くなるので、前編と後編に分けてお送りいたします。ランス系4人の、正しく4本の角でお送りする、狩猟日記です。
筆者はいつも通り集会所を立て、隻眼相手にランスの練習をしていた。挑んだのは隻眼の7。アイテム持ち込み無しで捕獲するというクエストである。でまぁ、その間に誰か来たらリタイア、来なければ遂行しようと思っていた次第だ。
けっこう苦戦したんだこれが。
イャンガルルガって連続攻撃、多段ヒットの攻撃が割合多くて捌ききれない時がある。まだまだ扱いに熟練が必要そうだなぁ。で、結局イャンガルルガのジャンプキックをジャストガードして通り過ぎて行くイャンガルルガの尻尾に十字払いをやった瞬間
ーモンスターを討伐してしまったー
の、文字が。
また殺っちゃった…。
うなだれて集会所に帰ってくるとLYNXさんがいつの間にか入室している。どうやら、クエスト失敗から集会所に戻るまでの数十秒の間に入ってこられたようなのである。
でもなんだか、最後の最後までどっちに転ぶか分からないっていうモンスターハンターらしいクエスト報告で、ほっこりしました。
LYNXさん、闘技場も全部クリアしたそうなのだけれど、曰くタイムが遅いらしい。で、筆者と一緒に闘技場クエストをやりたいらしいのだ。筆者に異論は無い。筆者はこう見えて闘技大会大好きハンターなので、ウェルカムである。が、他にも人が入室されたので、それはまたの機会に(笑)
と、ここで緊急入電!!!
筆者の家族が営むいちご畑のハウスの中にまたもや動物が侵入したらしいのである。すぐに臨戦態勢となり、家族総出でいちご畑へ!
行けば既に動物は逃げたあと。
筆者達はハウスの周りをぐるりと見回り、侵入経路になるような隙間が無いか確認した。そして、可能性のある穴を土で埋めてしばらく張り込んだ。
そんな時にランサー猫から連絡が。
どうも、集会所にStefanさんがいらっしゃったそうなのである。デモ筆者、張リ込ミシナキャナラナイ…。戻レナイ…。
ん?
ランサー猫、LYNX、Stefan?
お?
お?
お?
お?
伝説の気遣い3人組じゃないか!
すげー行きたい!
そしたらしばらくして
ランサー猫
『Stefanさん寝るって』
あ〝ーー!
申し訳ない
ですー!!!
で、今度はStefanさんと入れ違いでリーさんがいらっしゃったと連絡がッ! リーさんはフレンドがいっぱいで登録できなくて、わざわざ筆者達の部屋を根気よく検索してまで遊びに来てくれる稀有な方なのだ。
筆者達は基本的には部屋を立てて、筆者達の部屋に入って遊んでくれるフレンドの皆さんを待つ方針を取り、付かず離れず、出入り自由の気軽に楽しく自由に遊べる部屋を目指しておりますので、ある意味、リーさんは究極系かも知れません。
リーさんが入室されたと連絡を受けてからしばらくして、ようやく厳戒態勢が解除された。筆者はすぐに3DSを確認。どうやら現在、LYNXさん、ランサー猫、リーさんで獰猛ナルガクルガに行っているらしい。
……。
全員ランス系
だ、これ。
珍しいこともある。
こんなのは初代モンスターハンターポータブル以来の出来事である。そして、みんながクエストから帰ってきた。ひとしきり挨拶を交わして、全員ランスであることを笑い合ったり、感動し合ったり。
ランサー猫とか、仲間が欲しかったけどランス人口少な過ぎて孤高のランサー(モノブロス)と化していたけど、昨日は感涙していた(笑)
さあさあ、狩りだ狩りだ!
LYNXさんはリーさんに、クエストどうですか? と譲る。そしてここは流石のリーさん。
リー
『4人ランスが輝く
モンスターって何かな?』
と、ランス系4人で楽しく狩れる提案。
ランスといえばティガレックスやイビルジョーなんかが個人的には良いと思う。ので、そう発言してみたらどっかの誰かが荒鉤爪とか言うもんだから、まんまとクエストは荒鉤爪の10になってしまった。
リーさんは曰く、ティガが苦手モンスターで尚且つ荒鉤爪をランスでやるのは初めてだそう。
リーさん
『2オチ予約しときます』
と、発言(笑)
笑い合うやら青ざめるやら忙しく、四人のランサー達はガタガタと震える両脚を拳で叩きながら極圏へと出発して行った。
続きはまた明日。
後編に続く。