Gun Lance! 後編
さてさて、お待たせしました。
後編の始まり始まり〜でありんす。
真っさらなブラキディオスの装備に身を包み、ガンランスを持ってしばらく狩りに赴いていた筆者。その日は夜に友人と少し話をする予定が入っていたのと、ケンシロウとやっちゃんが集会所にいたというのもあって放置おいた。だが、少し話をするつもりがかなり話し込んでしまって、戻ってきたのは日付が変わってからになった。
筆者はこれを見て叫んだ。
『ダブルガンランスだ!』
ガンランスを本格的に使い始めようとした日に、ガンランサーであるLYNXさんが入室とは、これまた奇遇なことである。さっそくクエストへ出撃した。獰猛ラギアや獰猛ジンオウガなどを狩り進めていく筆者たち。と、モンスターは毎度のことながらやっちゃんの攻撃によって麻痺して動けなくなる。
LYNXさん
『アキラ砲発射〜!』
!?!?!?
せ、先手を打たれた!!!???
ていうかいつの間にそんな定型文を!!!
しかも筆者、見事に竜撃砲を発射済みだ!!!
あ〝ーーー!
申し訳ない
ですー!!!
し、仕方ない。
ここはLYNXさんにお願いしよう。
アキラ
『LYNX砲発射ぁぁぁ!』
『いや、もう
発射済みだすーーー!』
LYNXさんもかよ!!!
仕方ないので筆者はフルバーストでダメージを稼ぐ。やっちゃんの広域回復に助けられながら、筆者とLYNXさんはボコンボコン、ツンツクツンと確実に攻撃していった。筆者がねー、フルバーストばっか狙うもんだから、よくモンスターに吹っ飛ばされるんですよ。
で、アレはゴア・マガラの時だ。
アキラ
『ダブル竜撃砲だ!』
『了解っすb』
2人仲良く並んでドッシリと腰を落とし、モンスターハンターDOSの時代からもう10年も受け継がれているガンランスの切り札、竜撃砲発射の態勢を取る。チロチロと青白い種火が2人のガンランスの先から噴出される……
ド ド
ォ ォ
ォ ォ
ォ ォ
ォ
ォォ
ン ン
! !
と、2発の巨大な炎の塊がゴア・マガラを直撃した。ここから少しだけツンツクツンとやってゴア・マガラは討伐! したんだけど、倒す寸前にやっちゃんが何処かへ行ってしまい(主に、キャンプ)なんとも気まずい空気がゴア・マガラの亡骸が横たわるエリアに流れた。
ここでやっちゃんは眠気により、リアルベッドへ搬送された。
こんな感じの2人組です。
ぺちっ。
デッドボール!!!
まぁ、そんなこともあるある。
と、気を取り直して筆者達はディノバルドに向かってズシリズシリと
バシュゥン!
ーアキラが力尽きましたー
ヒギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ちちちちちちちち、ちんじゃった!
ディノバルドの奥義、斬尾大回転をジャストガードし損ねて開始2分でちんじゃった! い、いかんいかん!
ち、違うもん!
LYNXさんにペイントボールぶつけられたせいだもん! 筆者は悪くない!
なんて事を書いても、LYNXさんは『もう、私のことこんな風に書いてー! またウチの嫁さんに「あなた何してるの!www」って笑われちゃうじゃないですか!』なんて決して怒ることも無く、ちょっと慌てた風で、きっと…
あ〝ー!
申し訳ない
ですー!!!
と、叫ぶのであろう。
そうであろう。
きっとそうだ。
そうに違いない。
そうであって欲しい。
そうである
ことを切に
願う!!!
それで、早くも1オチを計上してしまった筆者。
いかんいかん。
ネコタクで運ばれる筆者。急いで戻らねば。秘薬を飲み、こんがり肉を食べて戦闘準備を整える間にもLYNXさんは1人でディノバルドと死闘を繰り広げているのだ。
手早く体力とスタミナを最大値まで上げた筆者は急いでLYNXさんと合流。でも、なんか分からないけど、やたら筆者はディノバルドの攻撃を食らいまくって回復薬をがぶ飲みしてしまっている。
ディノバルドはエリア移動を繰り返し、砂漠の暑いエリアへ。それを追い、パタパタと足並み揃えて駆けて行くガンランサー2人組。地道に攻撃を続けるが、13分くらいでLYNXさんがディノバルドの強力な一撃を受け火だるまに。
あ゛ーーー!
あ゛づいー!
ーLYNXが力尽きましたー
断末魔を聞いた気がする。
なんとLYNXさんがオチてしまったのだ。
恐らく火属性やられで焼けちんだか、砂漠の暑さで体力を奪われてちんだか…。
これで後がなくなってしまう。
だが、こちらとて誇り高きハンター!
退かぬ!
媚びぬ!
省みぬ!
赤熱したディノバルドの喉を幾度も爆発させ、竜撃砲やフルバーストをお見舞いしてダメージを稼ぐ! 途中、ディノバルドが10連続くらいで炎を吐いてきた時は本気で『こいつどうしてくれようか…』と青筋を浮かべたりもしたものであるがナンノナンノ。
シツコク攻め続けて約17分。筆者はとうとう回復薬を切らせてしまう。こんなのは久しぶりだ。タマラナイねぇ。筆者が回復薬を切らせたのと同時にディノバルドも脚を引きずり、休眠するエリアへと移動。筆者達も後を追い、最終決戦が始まった。
最後の追い込みに入って少しした時である。LYNXさんの一撃でディノバルドの尻尾が切断された! その起き上がりを狙い、筆者が頭に踏み込み突きを1発!
ー目的を達成しましたー
流れるような連携プレーでディノバルドをお手玉してトドメを刺した形だ。
なんかめっちゃカッコいいなぁ…。
で、写真撮る時にまでガードして亀になっちゃうLYNXさんである。
18分55秒の激戦でありました。
いや〜、楽しかった♫