けけの獰猛化イビルジョー単独討伐記
アキラでございます。
前回の、けけ(ランサー猫)のアマツ討伐記が好評で、筆者も彼の日記に感心しておりました。そんな折り、彼から再び単独討伐の報告がありましたので、筆者が
『書く?』と訊けば彼も『書く。』と『伯方の?』『塩!』みたいなレンスポンスで返し、今回のこの記事が生まれたわけです。編集、校正は相変わらず筆者であります。それでは、お楽しみください!
@けけの獰猛化イビルジョー単独討伐記@
ランサー猫こと、けけです。
前回アキラほどおもしろくないものを多数の方に読んでいただいたようで、ありがとうございます。今回はアキラから、またこんな機会をいただいたので再登場となりました。
文字数、気にせずおもっきりやってます(笑)
そもそも自分がこの獰猛化イビルジョーに挑むきっかけは…
先日、アキラを含むランス、ガンランスの4人パーティでこのクエストに出向いた…。
しかし、奴の圧倒的な攻撃力とスピードに自分は2オチ…。パーティメンバーが捕獲してくれて事なきを得るという。技術不足を痛感するには充分過ぎる結果に終わったのだ。
そこで思い立ったのは…。
そう、リベンジ!!
負けたままでは終われない。
パーティを集めて一緒に向かっても良かったのだが、自分の立ち回りを見直す意味も込めて単独で、あの凶悪なモンスター討伐へ向かうことに!!
まずは装備
武器:
ランス THEセージ
防具:
exレイアS一式+お守り
発動スキル:
ガード性能+2
ガード強化
根性
スタミナ急速回復
愛用の黄金に輝くエルダーバベルは再びお休み。
いえ…パーティでは使ってるんですよ?
ただ、意地でも勝ちを取りに行く
(実は愛用ではないのかも…?)
今回もプレイヤーが1人で向かった事を証明するためオトモを連れていくことに。
まずは1匹目
スピア
うちのオトモチームのなかでは1番の高レベル。
すっかりランスの相棒だ。
アマツ戦と同様に、ブーメランをメインに立ち回るが最近、ネコまっしぐらの術で獰猛ティガの尻尾を吹き飛ばしたり、キレたナイフ…もといキレたラージャンから連続ダウンを取ったりとなにかと活躍中。(自分より強いんじゃないかこいつ)
2匹目は
前回アマツ戦は調整中だった、オトモチームの秘密兵器。この子はボマー猫。
爆弾をメインに立ち回るが特筆する所として、とにかくラッシュがすごい!!
スキルの怒り発動強化の術を装備して、怒りやすくなったこの子。
怒り発動時に大タルG、特大タル爆弾、大タル爆弾…だいたいこの順番で使い続ける。
まさに狂気の沙汰(笑)
最低でも2回はどれかを持ってモンスターに突っ込んでゆく。ラッシュが始まると自分も近づきにくいのがたまにキズだが、瞬間火力はとんでもないことに…。
ちなみに最高は6回連続爆弾です。
(モンスターも自分もたまったもんじゃない)
…この子たち、戦力としてアテにしてしまっている(笑) それくらい圧倒的に凶悪なモンスターなのである。オトモを連れて、次は荷物の準備。忘れ物常習犯なので指差し確認忘れない。
今回は1発1発が非常に重いので、秘薬の調合分も準備する。
これで秘薬が7回使える!!
奴は捕食攻撃が強力な為、こやし玉も持っていく。
それでは、準備を整えていよいよ出発。
ラッパの音を背にクエストに向かう。
今回の目的地は古代林。
それほど広くないエリアが多いので逃げ場は少ない。到着は開けた平原。
リアルに1度大きく深呼吸して奴の初期地点に向かう。
エリア移動すると、いきなり奴の姿が!!
距離を離されると面倒なので少し接近し、先手を取り突進!! 獰猛化したオーラを纏った左足に多段ヒット。フィニッシュ突きも決まり上々の立ち上がりだ。開幕の咆哮を受けるため、そのままカウンターの体制へ。
グウゥォォォォ!!!!
バチーン!!
ガスン!!
定石通りにカウンターを腹部に決める。
ついに獰猛化イビルジョーとの、長い戦いの火蓋が切って落とされた!!
立ち上がりは上々だったが相手は獰猛化モンスター。オーラを纏った部位の攻撃は、普段よりさらに威力が高くなる。基本攻撃力の高い奴ともなれば一撃必殺は間逃れない。
つまり
「直撃は死」
なのである。
その事を意識しながら奴の腹部に突きを1セット
(突き→突き→強突き)
するといきなり、奴が身体を揺らしポジションを変える。自分は相手の正面に出てしまう。
まずい!!
反射的にステップからのガード。奴の噛みつき回転攻撃からなんとか身を守る。しかしオーラを纏った部位の攻撃はガード性能+2を持ってしても捌き切れず
ズザザザー!!
と大きなノックバック。さらには防御の上をゆくダメージで体力を削られる。
おまけに、ノックバックするほどの攻撃はカウンターが発動出来ないため、こちらの攻撃の流れが断ち切られてしまう。
しかし奴の攻撃はさらに続く。なんとか踏みとどまった自分に向かって飛び付き攻撃!!
これは頭の上を越えるが着地の振動で体勢が崩される。そこに振り向き噛みつき!!
これがヒットしさらにダメージ。
なんとか起き上がり、距離を離して回復薬グレートを飲む。みるみる体力が回復するが全回復には至らない。
体制を立て直して再び奴にめがけて突進!!
ジャンプ攻撃を当てて少しずつ乗りも貯めてゆく。なかなか主導権は握れない相手だ。
確実に攻める。
前回の教訓から、今回はカウンターは確実な時だけ。ガードを優先して行うが守ってばかりでは奴は倒せない。堅実な攻めが要求される。
奴の腹部から、オーラを纏った左足に攻撃をシフト。狩技ゲージも溜めてゆく。
ピキィン!!
いかにもな効果音と共にガードレイジが溜まる。
そのままさらにスクリュースラストも溜まるが、なかなか隙がない。しっかりとチャンスをうかがいながら、さらに突き続ける。
しばらくするといきなり奴が怒りの咆哮。
攻撃がさらに加速する!!
執拗な首振りラッシュをなんとかいなし、通り過ぎたやつに突きを1セット浴びせる。これでいよいよ火がついたのか、奴が力を溜めながら1歩下がって踏み込む。
ブレスだ!!
体制を戻しガードレイジを発動。
空気を裂くような音と共にドス黒いブレスが周囲を凪ぎ払う。これをしっかり吸収し効果を纏うが色はオレンジ。
(効果は赤→オレンジ→黄色の順に強くなる)
そこからさらにもう一度ブレス!!
これもしっかりガードして反撃を仕掛ける。
穿て!!
スクリュースラスト!!
腰だめに力を溜めながら動き出そうとする奴に向かって虎の子のスクリュースラストを放つ!! ガードレイジでさらに攻撃力の上がった状態の螺旋のエフェクトが奴の頭に直撃!!
思わず仰け反る奴に横からスピアがたたみかける!!
「貫通・巨大ブーメランの術!!疾風迅雷ニャ!!」
ここで奴がエリア移動。
つかの間のブレイクだ…。
武器を砥石で研ぎ、スタミナと体力も最大まで回復して再び奴を追う。
(エリア移動の度にこれを確実にやっていく)
一進一退の攻防がさらに続きタイムの針が20分を越えたあたり、奴の執拗なラッシュをなんとか凌ぐが尻尾が自身の後ろからヒット。
体勢が崩れ体力を回復したところに、奴の強力なブレスが!!
ガードが間に合わずブレスに飲み込まれる…。
しまった!!
本来なら1オチの所、スキルの根性が発動しあと少しで踏みとどまる!!
まずい…秘薬っ!!
回復しようとするが…。
なんと、調合分しかない。
秘薬を2つ持って来るのを忘れていたようだ…。
(完全にやらかした)
思わずダッシュでエリア移動!!
奴の足元をすり抜けて違うエリアへ。
はぁぁ…。
と、重いため息を吐いてから再び深呼吸。秘薬も調合して回復し再びエリア移動しようとした時…
デン!!
発見された効果音と共に、奴の身体がその巨体とは裏腹に軽快に自分に迫ってくる。
追ってきたのか!?
偶然のエリア移動だが錯覚して少し恐怖する…。
しかし、負けられない!!
ランスを構え直しガード前進して奴の懐へ。
ここからが第2ラウンドだ。
隙を見つけて落とし穴を仕掛ける。
うまく引き寄せ落とした所で2度目のスクリュースラスト!! これはそこまでダメージを与えた様子はなく、ステップで下がり位置を調整。
そこから突進!!
ジャンプ突きを放つ。
落ちている間に乗りを貯めてゆく。
ゆっくりと落とし穴から這い出た奴に、もう1度突進ジャンブ突き。これがヒットし、ついに乗る事に成功する!! ここで綺麗にダウンを奪うと再び奴の足を突きまくる!! ここで狩技を溜めてしまいたい。 だが、ここで思わぬ誤算
モスリンだ。
この子のラッシュがついに発動!!
今回、タイミングよく高威力技にぶち当たり、なかなか発動出来なかったが大タルGを持って颯爽と突撃!! そしてそこからがすごかった…。
特大タル爆弾→大タル→大タルG→特大タル爆弾
なんと驚異の5連続!?!?
爆破範囲の外から適度に突いていたが、すさまじいラッシュだった。
(気づけば奴の頭は壊れていた…)
そして、すさまじいラッシュが落ち着き、這い出た奴の咆哮。そこからのブレス!!
こちらはガードするが、飲み込まれ、体力が吹き飛ぶモスリン。
(無茶しやがって)
近くにいたスピアも巻き込まれ、一転こちらがピンチに。集中力を切らさずに突き続けるが35分過ぎ。奴の首振りラッシュでスタミナが削られた所に振り向き噛みつき攻撃。これがヒットしなんとか起き上がるが、ここでしこ踏み!!
この攻撃はオーラを纏った上、威力も高い攻撃だ…。スタミナもゼロではなかったが、ガードするもそのまま防御をブチ抜かれ壮絶な1オチ…。
ネコタクにベースキャンプに転がされるが絶望している余裕はない。時間も時間だ。いにしえの秘薬を飲み、奴のいるエリアへかけ戻る!!
最後の第3ラウンドの始まりである。
奴を確認するとまずは落とし穴を設置。その間に武器を研ぐ。自慢の武器を研ぎ終わるあたりで奴が落とし穴へ。腹部をひたすらに突いてゆくと3度目のスクリュースラストが溜まる。
チャンスだ!!
ここぞとばかりにスクリュースラストを発動!!
強力な多段ヒットを叩きつける!!
それでも奴は足を引きずる様子がない…
今度はシビレ罠を設置。
スピアが戻って来ていたので一緒に攻撃し続けたのだが、それでも奴は足を引きずる気配がない…。体力無限にあるのではとありもしない絶望を抱きながら首振り回転攻撃に合わせてガードレイジ。そこからのしこ踏みはステップで下がり、振動をカウンターで返しさらに突きをいれてゆく。
そして残り時間が5分を切った瞬間、奴の挙動が変わる!! ついに足を引きずったのだ!!
あと一息。
次のエリアに追いすがり、オーラを纏った足を突きまくる!! 最後一撃の力を溜めるのだ。
我ながら集中力で周りで起こる事を把握しながら、狩り技が溜まる音を聞いた!!
「穿て!!
スクリュースラスト!!」
ガードレイジのオーラは黄色。今の自分が放てる最大出力だ。力を溜めた自分の分身が、ゆっくりと力強く槍を突きだす…!!
バリバリバリバリィィ!!!!
パッパラパー♪♪
目標を達成しましたと言うようなメッセージが表示され、激闘に終止符が打たれる。
残り時間4分37秒
約45分にも渡る長い長い戦いだった…。
攻略証明となる写真を撮り、集中力がすっかり尽きたのか剥ぎ取りも忘れて余韻に浸っていた。
今回リベンジに成功できて、ハラハラしたがすごく充実した時間を過ごせた気がする。
これだからモンハンはやめられないのだ。
めでたしめでたし(笑)