カニが来るぞぉ…!
筆者、先日悪夢にうなされました。
それもこれも全部あのカニが悪い。
筆者の地元、舞鶴は日本海をのぞみ、海の幸と山の幸に恵まれた演歌のような土地なのだが、筆者はというと海鮮があまり好きではない。ていうか刺身とか何が美味いのか分からない。貝? タコ? イカ? あんなもん食い物じゃねぇ。と、人の食の歴史を踏みにじる暴虐無人っぷりである。
ぶっちゃけグルメ番組とかで、採れたての牡蠣をそのまま食って『おぃひぃ〜❤︎ すっごく濃厚で甘いですぅ〜❤︎』と、テンプレなセリフを吐いて満面の笑顔のリポーターを見たりなんかしたら『病院に行った方がいいんじゃないだろうか。』と、心配までするレベル。
地元の友達には『日本人やめちまえ。』とか言われるが、筆者もそう思う。だがまぁ、日本語は好きなので、そこは国籍を変えることを思いとどまり日本人でいよう。
で、先日はカニに追いかけられたんだ。
それと言うのも、やっちゃん、ケンシロウ、ランサー猫と共に行ったあのクエストでの事件が影響しているのだろう。
ていうか、元凶は全てケンシロウの野郎だ。
フルフルはフツーに討伐した筆者たち一同。続いて獰猛化ショウグンギザミ。最初にフルフルと出会った真ん中の洞窟へと向かい、迎撃の態勢を整える。そして、地面を割って現れるカニ!
『なんでワシやねん!』
と、叫びながら逃げ惑うケンシロウを眺めて筆者たちは『ギャハハハ! ホレ、気張って逃げろよ〜www』など、大笑いしながら回復薬を飲んだり武器を研いだりしていた。ところが何を思ったのか、キリン装備の馬面のケンシロウが、シュタタタタタ!!! と、筆者を目掛けて走ってくるではないかッ!!!
ちょ!
なんでこっち来んの!?
シュタタタタタ!!!
ってキモイキモイ!
いやいや、危ない!
シュタタタタタ!!!
筆者まで巻き添えになっちゃうじゃないか!
『こっち
くんな!!』
と、絶叫する筆者。
馬面のケンシロウ&地中に潜ったショウグンギザミに追い掛けられる図である。これによって筆者は完全に心を乱しまくって回復薬を飲むそばから獰猛化ショウグンギザミの爪攻撃を食らいまくり、役立たずと化してしまう。
筆者は今日一番の大声で叫んだ。
『はよ倒せ
ホラァ!!』
と、ここでショウグンギザミが転倒する。
今が狩技の使いどころだ!
ここぞとばかりに、最近ハンマーを使い始めたケンシロウが頭に陣取り、スピニングメテオを発動! ランサー猫もスクリュースラストを打つために溜めの態勢。すると…。
『ぎゃあぁぁぁ!!!
狩技がぁぁぁぁぁ!!!』
あっし
『カニ技!?』
ランサー猫
『カニバサミ!』
あっし
『一本しか(ランス)持ってねぇだろうがwww』
やっちゃん
『ウチちゃう!!!』
(※わたしじゃない!!!)
なんとケンシロウがスピニングメテオの超火力の一撃を振り下ろす前に吹き飛んでしまった! だが筆者は全員が見える位置にいたので分かるのだが、ランサー猫はまだスクリュースラストを発射していなかった、と、いうことは…???
『ウチちゃう!!!』
そうこうして逃げ回っていると今度はショウグンギザミが天井へ移動。水を吐いてくるグラビモスの頭を被っていなかったので、筆者はショウグンギザミの落下に巻き込まれないかどうかの境目にて待機。そしてショウグンギザミが
ドォォォォォォン!!!
ギャアァァ!
当たっちゃったよオイ!!!
みんな
『それ食らう!?www』
あっし
『うるせぇぇぇぇ!!!
はよ倒せやホラァ!!!』
こんな感じな事件があったので、筆者はおそらく夢の中でまで、カニに追われたんです。